寒冷地でも薪ストーブ1台で過ごされる方もいます。薪ストーブは温まるまで時間かかる為、寒冷地の場合は特に補助暖房との併用が良いかと思います。
薪ストーブで、一度温まってしまえば木自体の蓄熱作用により、ログハウスは家全体が保熱してくれるのでじんわりとした温もりが続きます。吹抜けのあるログハウスの場合、熱気をシーリングファン等で下階に送る工夫をします。
独自のメンテナンス保証制度はなく、都度ご相談頂く形を取っております。施工者には構造躯体の瑕疵、屋根、外壁の雨水浸入に関しての10年間の担保責任が法律で義務付けられています。
坪単価は約60万円~になります。お選び頂く部材や住宅設備機器、敷地や地域の条件によります。総面積が増えれば坪単価が下がる傾向にあります。
全くないとは言えません。過去には「材の捻れや割れから雨水が侵入し、電気配線の穴やダボ穴を通過して侵入場所と違う箇所から雨漏れが認められた」という例もありますが、現在のキットは改善されていて、最近ではあまりない状況です。万が一の場合はコンシールで対策をします。
収縮は、方位によって受ける直接的な熱というよりも、気温に一番左右されます。(1軒の家を取り巻く”温度”はどの面も大差ありません。)セトリングの偏りがあったとしても、生活に支障が起きるほどのことはありません。
ログは1本ずつの木を横にして積み上げていくため、交点が木を組み合わせるかたちとなり強度がとても強い建物で、耐震構造になり得ます。
在来工法は柱と梁を繋ぐ部分を、筋交い等をボルトや金物で締めることにより強度を出す工法で、ツーバイは細い材料を組合せ、合板を打ち付けて強度を出す工法です。
強度は、同じ面積で比較するとログ、ツーバイ(2x4)、在来の順となります。ただし在来工法は、金物を使わず木組みで施工した場合、免震効果が得られる場合があります。
ハンドカット丸太、マシンカットDログもお取扱い可能です。ご希望の方はご相談ください。
最近はシステムキッチンにもいろいろなデザインがあり、パイン材を扉に使用したものなど、ログハウスに合うキッチンを多々ご紹介できます。また、お好みに合わせた造作キッチンも可能ですのでご相談ください。
設置する場所にもよりますが、炉台や炉壁を設けることによりほとんどのログハウスで薪ストーブの設置は可能です。火事の原因として多く見られるのは、煙道火災からの燃え移りです。安全に使用して頂く為にも計画段階で壁からの離隔距離を確保して、煙突掃除等お手入れをしっかりしてください。
薪の目安は1日あたり約3~5束で、焚く期間に応じてご準備ください。価格は地域にもよりますがホームセンターで500~800円程度です。原木購入や、薪の入手ルートを確保することで、安価に抑えることも可能になります。
革製品と同様、あめ色に日焼けしてきます。年数の経った室内では、白熱色の電球に変えることで明るく感じられます。
日本では木の色をそのまま楽しむ方が多いですが、北欧に倣って室内を明るい色に塗装するのも一つの方法です。
地域のネットワークがありますので、まずは一度ご相談ください。
住宅は住んでいる方がおり難しいのですが、店舗や宿泊施設として建築した物件をご案内できますので、ご希望をお知らせください。
マシンカット:住宅の場合、図面決定時点から平屋で約3ヶ月、2階建で約4ヶ月が目安です。
ハンドカット:丸太の入荷から約6ヶ月が目安ですが、伐採時期にもよりますので、お早めにご相談ください。
関東甲信越~中部エリアを中心に施工しています。その他地域もご相談ください。
可能な物件では見学会を開催したり、個別に現場のご案内をさせて頂くことができます。ブログやFacebookなどでもご案内していますので、そちらも合わせてご覧ください。
LOGRAFではお一人お一人の夢を実現させて頂くことを大切にしています。ぜひご要望やイメージ図などをお持ち下さい。そちらを元に設計させて頂きます。
ログハウスは自然素材をメインにした建物で、化学製品を使った建材の使用量が少ないため、シックハウス等を気にする方には選ばれる傾向があります。
ですが、アレルギーは個人差がある為、使用予定の樹種にアレルギーがないか病院で検査されるか、宿泊体験やモデルハウス等で反応を確認される事をお勧めします。弊社にて建築した宿泊施設のご紹介は可能ですので心配な方はご相談ください。
職人の手で加工した丸太をそのまま使用するダイナミックな迫力ある造形は、ハンドカットのログハウスにしか出せない魅力と言え、その雰囲気は唯一無二のものです。
その一方で、機械で均一に製材したログ材を使用するマシンカットは、木の持つその魅力を残しつつも、壁面に丸太の凹凸がなくスタイリッシュな仕上がりとなり、壁面凹凸の少ない分、家具と壁の間に無駄なスペースがなくスッキリ納まります。
また、マシンカットの方が、数値に基づいてある程度工場で乾燥させた木材を加工するので隙間が出にくい材となります。
一方、ハンドカットは工場加工できないため、原木から職人が経験に基づいて加工します。生木を扱う為、セトリングを想定しながら加工しますが、数値化できない分隙間が出やすい材となります。
趣味・嗜好、異空間を演出できるハンドカットと、生活のしやすさを重視したマシンカット、というのが一番大きな違いです。
他工法と比較すると構造的な設計上の制約が出てきます。また、住み始めてからは室内においてノッチが邪魔になることがあります。生の木を使う為、ログ材の質が一本一本異なり仕上がりに個体差が生じます。
1階床、屋根に断熱材を入れます。吸音効果を得るため、上下階の間に入れる場合もあります。屋根断熱材は16K程度のグラスウール、床下はスタイロフォームを使用します。お客様のご要望に合わせて変更も可能です。
ログハウスはメンテナンスフリーの建物ではありません。建物完成後約2年間はログハウス独特のセトリングという乾燥収縮、沈み込みの現象が起きます。この期間はボルトの増し締め、建具の調整などが必要になります。またセトリング終了後も再塗装や割れが入ったところをコーキングするなどのメンテナンスが必要です。適切にメンテナンスしていけば、 合板や接着剤の使用が少ないログハウスは非常に寿命の長い建物です。
メンテナンスが重要で、外壁塗装を定期的(3~5年ごと)に行います。設計上は庇の出を大きく取ります。基礎の上にログ材を直接置かず、防腐注入材か桧等の土台を敷く事で対応します。
在来工法やツーバイ構法と比較すると、流通している部材が使えず、木材の使用量が圧倒的に違う為です。
中国等、安い地域からの輸入も可能ですが、品質にバラつきの少ない安定した供給が可能な北欧から輸入するとそれなりの価格になります。
可能です。特に、ログ壁を表しにできるという理由からIHヒーターを選ばれる方が多いです。一部地域ではIHヒーターでも不燃材張りが必要です。(行政の判断によります)
嗜好品なのでお客様の判断によりますが、薪ストーブからの遠赤外線を木自体が蓄熱する作用があり、ログハウスは家全体で保熱してくれるという点からオプションとして多く選ばれるアイテムの一つです。
角ログ材はフィンランドパインをメインに輸入しています。国産杉、国産桧の取扱いも可能です。丸ログは、ハンドカットの国産杉、国産桧を取り扱っています。
構造強度は杉程度ですが、杉よりは粘りがあります。主な耐震要素のダボにはケヤキ同等強度のバーチを使用しています。
塗料の種類にもよりますが、目安として3~5年ごとに再塗装が必要です。現場状況にもよりますが、費用は約50万円~です。(在来工法は10~15年ごとに100~150万円)ご自身で再塗装をされる方もいらっしゃいます。深い庇など、なるべく外壁を雨から守るよう初期段階に計画すると塗装頻度が少なくて済みます。また、バルコニーや下屋をつけて、大掛かりな足場がなくてもセルフ塗装できるようにすればコストダウンにつながります。
木の乾燥収縮とログ壁の自重により壁の高さが下がることで、元々のログ材の乾燥度合、樹種などにより異なりますが通常は約2年程で納まります。最初の冬で材料が一番乾燥するので、大きく進行します。生木のまま建てるハンドカットログハウスの方がマシンカットよりもセトリングの度合いは大きいです。
主に、通しボルトやジャッキボルトの増し締め、建具の開閉調整が必要になります。
通常は組み上げ後、2年程度です。最初の冬で材料が一番乾燥するので、大きく進行します。
ログは1本ずつの木を横にして積み上げ、一本一本をダボでしっかり繋ぎ合わせた一体型構造のため強度がとても強く、耐震性に優れた建物です。
震度6程度の実験で損傷なしです。
壁が厚ければ厚い程断熱効果は高いです。一般的に日本の気候では90mm以上、寒冷地では110mm以上が望ましいと言われています。断熱効果と蓄熱効果をうまく利用すれば、冷暖房費を抑えられます。
ログハウスは木の一体構造になっているので、室内で発生した音が響きやすく、防音効果は低い建物です。上下階間・間仕切り壁に断熱材等、吸音効果の高いものを入れる等の対策方法があります。
外壁に重量があり、厚いので外部での音は気になりません。住宅の場合はペアガラスが標準なので、遮音効果は高い建物です。
お風呂は満水時にはかなりの重さになるので、ログ壁で自重を受けるなどが構造上の注意点になりますが設置可能です。