ログハウスをライフパートナーにするいくつかの理由と、LOGRAFの想い
木に囲まれた暮らしはなんだかほっとする。 何と言ってもぐっすり眠れそうだ。
真新しい木の香りに包まれるのも、 時を経て飴色になった木肌に囲まれるのも、 どちらも森の中にいるように気持ちが落ち着く。
呼吸をする有機物に包まれ共に生きる暮らしは、本能的な感覚を再び研ぎ澄まさせてくれるように思う。
夕暮れ時からはじまる焚き火が、宴の始まりを告げる。
寒い冬の朝にはお湯を沸かしたりホットサンドを作ったりと、赤い炎を湛えた薪ストーブがすっかり家族の中心となる。
現代は少し遠くなってしまった「火」という存在が、ここでは暮らしのすぐ側にある。
そこは、外であり、内。 外と内を繋ぐ半屋外空間、ウッドデッキ。
暖かい季節には食卓になるし、友人が集まればBBQもはじまる。新月の夜には星を眺める展望台になるかもしれない。
そこは外の世界に繋がっている、もうひとつのリビングルーム。
傷や汚れや壁穴だって立派な家族の歴史。
フォトフレームも本棚も、室内にハンモックだって、家族の「やってみたい!」を思いっきり楽しめる。 次の土曜日にはドアを黄色に。本が溢れているから、本棚も作ってみよう。ガーデニングスペースを増やしたいから、もう少しウッドデッキを広げる?
家族で家を作り上げていく自由と楽しさ、育てていく喜びと言ったらない。
実は火事にも強く、また地震にも強く、いざと言う時にはしっかりと身を守ってくれる。
日々の暮らしでもログ材は断熱性、蓄熱性に優れ、また調湿効果にも優れているため意外と夏は涼しく冬は暖かい。
いつも同じ室温湿度に保たれた家ではないかもしれない。
今日の空気が昨日の空気と異なることを感じられること、機械に頼りすぎること無く、人間としての本能と身体機能を保ち続けることは、今も、これからも、大事なことなのではないだろうか。
リビングにこだわり、広くつくる。
リビングをつくること。それは、家族と話し団欒する場所を、一番思い出が残る場所を、そして帰ってきたくなる場所をつくること。
だから、リビングを広くつくる。その広い空間で木に囲まれて過ごす時間がたくさんできるよう。