もんじゅ君
国内の原発が全て停止した日、私はもんじゅの近くにいました。
そもそも、もんじゅはこれまで一度も稼動した事がないと聞いてます。
入り口専用のブリッジが架けられ一般車進入禁止、物々しく警備員が二人立っていました。
ブリッジ手前には立派な電気館があり、たぶん原発の安全性と必要性を発信しているのだと思われます。
近くの堤防では釣り人たちが大勢いて、大きなクーラーボックスを2・3個持っている人ばかり。
どの人も竿がしなり、見ていておもしろいほど次々に釣り上げています。
浜辺に行って海水に入ってみたら、足元に小さなハゼが寄ってきていました。
海水はどこまでも澄んでいてきれいでした。
そして立ち寄った温泉で効能を読んでいたら、「ホルミシス効果があります」と。
ホルミシス効果とは・・・温泉成分に含まれる放射性成分を体内に取り込むことにより、身体がそれに立ち向かい活性化して元気になったと感じるのらしい。
福島原発汚染水流出問題で「手が3本の相撲取りが2020年東京オリンピックで競技しているフランスの風刺画」は・・・・???
人間のしっぽが無い事が当然の現代で、消えかけた頃はしっぽのない人が奇妙だったのかもしれないと思うと、3本の手も未来では・・・・???
何気ない毎日の生活が世界中から注目されている危険と隣り合わせで営まれていること。
気づいていてもどうしようもないこと。
この地球から逃げ出せるわけでもないのに、一握りの人々の考えで計画されていること。
もしかしたらどうすればいいのか誰もわからないのかもしれないという不安。
だから毎日を大切に精一杯生きなくては・・・・と。