アルベルトさん
築500年というお宅に住んでいるアルベルトさんのホームパーティにお誘いいただきました。
貴族の末裔なのでしょうか?
目印は「地下鉄を出て後ろに曲がり、木が茂った家の左側の緑色のドアから入って下さい」 なぞなぞみたい。
「あった!!」すぐにわかりました。「凄っ!!」
さすがスペインです!!!50人分のパエリアが作れる大きなパエリアパンでのバーベキューです。
焼いているのは最近日本でも聞きなれてきた名前のアーティチョークという野菜です。
半分に切ってオリーブオイルと塩コショウがかかっていました。
庭にはアーモンドが生り、ボリジが咲き、アスパラ・三つ葉・レモン・マンダリン・りんご・・・無農薬で自生していました。
室内はセントラルヒーティングになっていましたが、暖炉もありました。
キッチンは大理石を削ったシンクで、頭上には今は使っていないけどドラム缶が給湯器として設置されていました。
ガラスやタイルも当時のままで、趣のあるものばかりでした。
個人宅なので写真は失礼かとおもい撮らなかったことが悔やまれます。
日本でも最近は敢えて古材を使って趣を出したり、古民家再生の傾向がありますが、築500年は本物でした。
気候風土の違いが大きいのでしょうが、木造建築でも大切に住むということはこういうことなのですね。
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