Wコンサート

道の駅でピアノとフルートによるミニコンサートが開催されました。

この季節本来ならば爽やかな初夏の気候なのでしょうが、気温10℃位で外は寒く、本場のたけのこ汁で暖をとっていました。

黒姫・妙高は雲の中でしたが、新緑を背景にしばし楽しい時間をいただきました。

 

その足で、佐久穂町にある天台宗千手院まで高速で走り、天台声明とチェンバロのコンサートに行って来ました。

仏教の世界と西洋の音楽のコラボレーションというところに興味津々。チェンバロを間近で見ることが初めてで、思っていたより小ぶりで繊細な感じでした。

声明とは・・・お経に節をつけて唱える1000年近く昔からの仏教儀式の古典音楽で、仏、神々を賛美する歌。

チェンバロとは・・・600年前の鍵盤楽器ですが、弦を弾いて音を出します。

お経を音楽と思って聴いたことが無かっただけに、チェンバロと交互に聴いてみると不思議な世界でした。その中で護摩供養がなされ、煩悩が焼き払われたようです。

その供養で出た灰を釉薬にした焼き物や、境内の樹木を剪定した時の木から染め出したスカーフが展示されていて、全ての命を無駄にせず繋いでいると感じました。

信濃町でもお寺でのコンサートやイベントが増えているように感じますが、暗く煙たいイメージを払拭して身近に感じてもらおうと努力しているのだと思いました。

 

 

  

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